南甲倶楽部 新年賀詞交歓会

会員増強に取り組み、母校を支援
「来年はぜひとも箱根駅伝に出場」と多くの声

2017年1月24日、大学関係者や学員会の方々をお招きして九段下のホテルグランドパレスにて盛大に開催しました。

最高気温が7.7度という寒い1月24日でしたが、開会の30分前には、すでに大勢の会員の方々が来場し、新年の挨拶を交わしていました。この日の出席者は、来賓38名を含めて総勢180名。熊本、長岡から駆けつけた会員もいました。

会の司会進行は、井上玲子統括専務理事補佐が務め、まずは校歌斉唱からはじまりました。

新年の挨拶を述べる足立直樹会長

新年の挨拶を述べる足立直樹会長

足立直樹会長の新年の挨拶は、中長期事業計画「Chuo Vision 2025」の具体的な内容がまとめられることで、南甲倶楽部としてどのような協力ができるか、また10周年を迎えるビジネススクール(CBS)に対しても大学側と連携を取りつつ協力をしていきたい、などを語りました。南甲倶楽部会員に向けては、母校を支援するために会員増強に取り組んでいただきたい、各委員会活動や行事に積極的に参加して人格を磨き、魅力ある社会の実現に貢献していきましょう、と呼びかけました。

大村雅彦常任理事からのメッセージ

大村雅彦常任理事からのメッセージ

祝辞を述べる酒井正三郎総長・学長

祝辞を述べる酒井正三郎総長・学長

続いて、所要により欠席された深澤武久中央大学理事長の代理として大村雅彦常任理事からメッッセージが読みあげられました。その内容は、箱根駅伝の予選会の終了後、藤原監督を中心に選手諸君は、いくつかの大会で自己ベストを更新するなど確実に力をつけているとのこと、また大学のガバナンス構築についてはすべての項目について具体的な検討を終えることができたとの報告でした。

酒井正三郎総長・学長の祝辞は、「働くこと入門講座」が大学きっての人気講座であることの感謝の言葉、箱根駅伝に関して成すべきことのリストアップに着手していること、今年度の一番の課題が中長期事業計画の実行に移すこと、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」に採択され、一方で公認会計士試験合格者が96名と早稲田大学と並んで第2位になったことなどの報告が述べられました。

続いて、来賓の方々の紹介が行われた後は、足立会長が酉年生まれの代表として池田勝定氏に記念品を贈呈しました。

鈴木敏文名誉会長による乾杯の発声

鈴木敏文名誉会長による乾杯の発声

中締めをする早河洋副会長

中締めをする早河洋副会長

乾杯の発声は鈴木敏文名誉会長が行いましたが、発声の前に、箱根駅伝に関して優秀な選手を招聘しなければならない、これは大学当局の将来にかかわることと自覚していただいたいと、あえて苦言を呈しました。そして、手を高く挙げて乾杯の発声を行いました。

その後、お酒と食事、歓談、名刺交換と会場は賑やかになり「久しぶりに同窓と会えて、お酒がひときわ美味しかった」など、会員の声も聞かれました。

楽しい会もお開きとなり中締めは早河洋副会長が、箱根駅伝では、口惜しい思いをしたこと、東京オリンピック・パラリンピックで母校のアスリートがメダルを獲得し、それを見た子どもたちが中央大学を目指してくれることを期待すると述べられ、関東一本締めで閉会しました。

足立会長はじめ役員の皆さんに見送られ、出席者は名残惜しげに会場を去っていきました。