会員交流委員会: 秋の懇親旅行会 金沢へ

会員交流委員会

秋の懇親旅行会  金沢へ
3コースに分かれ金沢の街を満喫
北國新聞に掲載された石川支部との集い
11月13日(金)・14日(土)

開通まもない北陸新幹線で、加賀百万石の伝統に育まれた金沢を訪れました。参加者32名、あいにくの秋雨の中、「はくたか561号」で一路金沢へ。夕食懇親会は、石川支部(支部長・林隆信氏 昭49年卒)がご用意してくださった山麓海鮮「松魚亭」で、笛の奏者・東舎真衣子さんが奏でる「鶴」「安宅」の2曲を聴かせていただき、心温まる歓迎を受けました。

松魚亭にて石川支部の方々と懇親

松魚亭にて石川支部の方々と懇親

次に校歌を熱唱し、記念写真を撮り、とても豪華な加賀料理に舌鼓を打ち、石川支部の皆さんの盛大な歓迎に南甲倶楽部会員は皆、大満足の様子でした。

また、翌日の地元北國新聞に「中央大卒業生が交流 石川支部、東京の団体」と紹介され、代表して栂野専務理事が挨拶している写真が掲載されました。

石川支部からは支部長をはじめ、謡で歓迎してくださった顧問の米澤龍信氏、副支部長、幹事長等8人が参列してくださいました。

石川支部では、林支部長をはじめ現在3名の方が南甲倶楽部に入会していただいています。

14日は、金沢城公園を中心に歴史や文化、伝統工芸を感じながら、街歩きを楽しみました。

私たちはまず、雪の風景を連想させる「雪吊り」の兼六園を、ガイドさんの説明に耳を傾けながら、華やかに映る歴史にゆっくりと触れることができました。

兼六園にて

兼六園にて

次に、①格子が重なり風情のある、国の重要伝統的建物群保存地区「ひがし茶屋街」コース ②3月中頃まで行われるズワイガニ漁の季節で活気に満ちる「近江町市場」コース ③「自由」コースの3コースに分かれて見学しました。

全員で兼六園を満喫後、「近江町市場」コース組(8名)は、雨の中徒歩で「金沢21世紀美術館」に行きました。ここは全国美術館ランキングで1位に輝く多くのファンがいる所。その後、空腹を満たすため、近江町市場を目指し、金沢城の中を10分ほどで突っ切り到着。美味しそうな魚介類を眺めながら昼食のとれるお店を探したのですが、ちょうどお昼時と重なり、市場の中はどこのお店も順番待ちの長蛇の列。結局市場での食事を諦め、市場を出たところで海鮮居酒屋を発見。新鮮な魚介類満載のメニューを手に、さざえ、ほたて、蛤、えび、香箱蟹をたらふく食べ、美味しい日本酒をいただきました。近江町市場コースで美味しい料理を堪能でき、本当に大満足でした。

まさに旬のズワイガニ。近江町市場

まさに旬のズワイガニ。近江町市場

「ひがし茶屋街」コース組(17名)は、ここも林支部長ご推薦の「次平」で天麩羅定食をいただきました。お酒もお料理も心豊かになるものが多く、さらに九谷焼の器が満足感をプラスしてくれました。昼食後、ひがし茶屋街のキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残る風情を味わいながら散歩をしました。その他にも現代的なカフェがあったり、土産物屋も豊富で時間が足りないくらいでした。気持ちが忙しくならない行程が、帰りの新幹線の中でも楽しい気分にさせてくれ、有意義な懇親旅行会になりました。

小雨にけぶるひがし茶屋街も趣きあり

小雨にけぶるひがし茶屋街も趣きあり

 

(会員交流委員河野信之/寺内雄貴)