南甲倶楽部－中央大学出身の経済人による交流会

平成２２年７月
テレビ朝日は全国二四局の放送網のキー局で、１１のスタジオがあり今回は、ニュース番組が生放送されている現場に立ち会うこともできました。最新技術を駆使して意外と少人数で運営していることに驚かされました。

（株）扇島パワーは２００３年に設立された「天然ガスを燃料とする発電会社」であり、本年３月から最新工場において電力供給を開始した東京電力以外での電力事業の実態を研修するという目的で開催しました。

キリンビール横浜工場見学においては、総勢１９名での研修会再開。キリンビール（株）は「五〇年、一〇〇年後も、おいしいビールが、飲めますように」をキャッチフレーズに、各プロセスが木目細やかな生産体制で組まれていました。

見学会の最後に試飲があり、工場内レストランにて、「出来たてビール飲み放題の懇親会」を行い見学・研修会を終了しました。

平成２２年７月１６日　駿河台記念会館

生き残って任務を果たす －はっきりした目的と信念－

太平洋戦争終結後も軍の命令だけを信じ、３０年にわたり強靭な精神力でジャングルでの筆舌に尽くしがたい極限生活を耐えた小野田氏の体験をもとにご講演いただきました。

またそのような極限の場だからこそ発見した驚くべき人間の持つ潜在能力は「閉塞感」という名のコンクリートジャングルに生きる我々現代人にも何かしらのヒントになるかもしれません。

いずれにせよ、あらためて戦争というものの残忍性と理不尽さを見つめ直す貴重なお話でした。


※右写真は、小野田寛郎著「たった一人の30年戦争」より転載。