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南甲倶楽部創立50周年記念会

昭和27年11月28日、7名の実行委員により日本工業倶楽部において結成された南甲倶楽部。

その創立50周年を迎え、平成14年11月23日に記念行事として、式典及び経済フォーラムが新高輪プリンスホテルで開催された。

記念式典
午前10時開始、創立50周年記念事業実行委員長の久野修慈南甲副会長により開会の辞、並びに南甲倶楽部の歴史が語られた。続いて物故者になられた創立者二神俊吉氏をはじめ、俣野健輔氏、大川博氏など多数の方々に黙祷を捧げた。

鈴木敏文南甲倶楽部会長が挨拶を行ない、その中で、「今まで大学とのつながりについては、『南甲倶楽部賞』を毎年優秀な卒業生に授与してきましたが、50周年を契機として南甲倶楽部より将来ビジネススクールにつながる『経営革新講座』を中央大学大学院総合政策研究科に寄付する」という趣旨が語られた時は、会場内から大きな拍手が沸き起こった。

続いて永続会員表彰が行われた後、ご来賓の中央大学阿部三郎理事長、角田邦重学長、中山正暉衆議院議員がご挨拶をされた。




50周年経済フォーラム
1.基調講演は、「グローバリゼーションと企業経営」の演題で株式会社東芝代表取締役会長西室泰三氏が行ない、[IT技術を駆使し 生産プロセスと経営プロセスを徹底的に変え 新時代に適応させる努力が必要]など語った。

2.パネルディスカッションは、「日・米の経営比較」の演題で、パネラーとして株式会社東芝代表取締役会長西室泰三氏、株式会社イトーヨーカ堂代表取締役社長鈴木敏文氏、キャノン株式会社代表取締役社長御手洗冨士夫氏の3氏が登壇し、[苦境を突破するためには、今、アメリカから学ぶことは、経営者の決定力とトップダウンの力]などと熱く、具体的に発言された。



懇親会
式典とはガラリと雰囲気が変わり、懇親会場は、大先輩の方々から若き中央大学の後輩たちでひときわ華やいだなかで、交流の輪が大きく広がった。 記念式典、経済フォーラム及び懇親会出席者は、会員はじめ大学関係者や報道陣関係者を含め540名と50年の歴史を祝うに相応しい出席者の顔ぶれであった。大きな会場は満員大盛況であった。(各氏の肩書は、平成14年11月23日現在)